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執筆者の写真Sapiensis BodyCare

Dr.ジョン ヴェルトハイムに感謝を込めて

更新日:2022年11月30日


サピエンシスボティケア尾崎千恵です。


2022年11月22日 ボディートークの創始者であるDr.ジョン ヴェルトハイムが旅立たれました。そのお知らせは、インターナショナルボディートークアソシエーションのメルマガで、世界中に知らせられました。


日本では11/23 祝日で、我が家では遅めの朝食後、佐藤海人が携帯を手に取りメールチェックを始め、次の瞬間、「えっ・・・」と口は半開き、目は見開いて姿勢はフリーズ。

そして、次の瞬間に「ジョンが亡くなった・・・・・」と。


その後、私もあわててIBAからのニュースレターをチェックして事を知りました。


開いたIBAのメルマガには、若かりし頃のジョン先生の写真などがコラージュされており、

文書を読まなくても、「あ、これって追悼系の写真ですよね・・・・」と分かり、信じられない、という気持ちもありつつも、ジョン先生が亡くなったことを一瞬で悟りました。



そのニュースレターには、ジョン先生の亡くなる数日前の話があり、ボディートークの今後の使われ方への懸念、そして何より、亡くなる間際まで、クライアントであった小さな男の子を施術しなくちゃ・・・といっていた、という様子を読み、最期の最期まで、素晴らしい施術家だったのだな、と感銘を受けました。



私たちサピエンシスボティケアは、2020年より、パラマキャンパスコースというIBAが主催するオンライン教材を日本語に訳し、 日本のみなさんに提供するというプロジェクトをやらさせてもらっています。


そんなことをやりたいのですが、いいですかという提案をIBAに投げかけたら、すぐにIBAオフィスから連絡がきて、「一度Zoomでミーティングしましょう!」と言われ、当日Zoomに参加したら、なんとそこにはジョン先生のお姿が!スタッフだけの会議かと思っていたので、驚きました。


その打ち合わせの際に、ジョン先生が、


「日本人の感覚(感性)は、ボディートークにとても向いている」



といっていました。そして、ぜひ、パラマキャンパスの教材で、日本のみんなにももっと勉強してもらいたい、といっておられました。


言語の壁があるので、佐藤海人を通訳とし、パラマキャンパスコースを日本語に翻訳して提供することを許可する、という業務委託契約を結ぶことになったのです。



それ以降、


ホリデーシーズングループセッション

ボディートーク入門

実践的ストレスマネジメント グループセッション

CDRRRIIプラグイン

活躍している施術士

グループセッション「お金」

グループセッション 「内分泌」

グループセッション 「チャクラ」

グループセッション 「人間関係」

グループセッション 「悲嘆」

グループセッション 「消化」



を日本語に吹き替え、みんなで読みとき、現在は、今までで最長の全5回に分けての

「ソウルジャーニー:魂の旅」をみんなで紐解いています。



昨日、11/27も、ソウルジャーニーの第4回目の会でした。

「魂の旅」という教材を紐解いている最中に、ジョン先生が亡くなってしまうなんて・・・

これも宇宙の完璧な流れで必然だったのか、とも感じつつ、冒頭のお時間を少しいただき、みんなで黙祷を捧げました。


多くの方が、ソウルジャーニーを学び、ボディートークのマインドスケープを学び、それぞれがご自身のツールを用いて、ジョン先生へ感謝と追悼の念を込めた黙祷の1分間でした。ご参加くださり、場を共有してくださったみなさま、ありがとうございました。


冒頭では、佐藤海人が、こんな弔辞を読ませていただきました。


訃報を受けたその日には、次回のソウルジャーニーコースで黙祷をしよう、と決めていたものの、開催2日前になり、佐藤海人が急に「ジョンから、黙祷だけじゃだめだ、ちゃんとステイトメントにしなさい」といわれている気がする・・・と言い出し、急遽作成したものです。以下にシェアさせていただきます。



お集まり頂きありがとうございます。ジョンの訃報を聞いてから、いろいろと消化したり、考えていて、ソウルジャーニーのクラスで、黙祷を捧げることを思ったり、IBFに寄付を募ろうというアイディアがでてきました。ただ、2日前にふと、「黙祷だけではダメだ」とジョンに言われている様な気がしたのです。当たり障りのない黙祷だけではなく何か背中を押されている様な感じがしたので、少しだけお話しさせて頂きます。


まず最初に私の誕生日が昨日でした。その次の日に旅立ちを見送るという役目を担うというなんとも皮肉な生と死を考えさせられる週でした。


皆様もジョンとの思い出やジョンを通して学んだことなど話始めたらキリがないと思うのですが、私から伝えるべきことを幾つかシェアさせて頂きます。


現在日本人の方に向けての、IBAから会員のみなさんあてにジョンの逝去を伝える正式な文章を翻訳しております。その中に、彼は最後の最後まで施術を続けて、より深く探究し続けていたと書いてありました。


私にはまだまだやることがたくさんある、と言っていたそうです。そんな中、自らが旅立つということで、彼は私たちに多くの葛藤とギフトを残して亡くなったように思えます。


IBAからの文書の中でジョンが、亡くなる数日前に『ボディートークで人々にバンドエイドを与えていないといいな。。ボディートークがバンドエイトのような使われ方をしないといいな』と言っていたそうです。


実際にはそんな事はないですよね。ボディートークが世界中でこんなにも広がって、ボディートークの深みに触れて、人生がかわったひとは多いと思います。そしてジョンが亡くなってから、FacebookやSNSでは、世界中の人がジョンの旅立ちを惜しんでいるか見れば分かります。


ここで、私自身を含めてみんなにリマインドしたいことがあります。それは残された我々の使命は、ジョンの遺志を引き継ぎ、『ボディートークをバンドエイド』として使わず、彼の教えを何一つ歪めず、彼の残した知恵、想いと情熱を忠実に継承していくことだと思います。これから残された私たちが、長年かけてそれを実践していかなくてはならないのだと思います。


そんな中、僕は、個人的には、パラマキャンパスをやらせてもらって、それを通して、ジョンの言葉を忠実に皆様に届けることが、僕の使命だと思っています。


でも、これは、以前から何度もこの様な形で皆様とお話していますが、皆さんが主役です。

施術者であっても、会員でも、会員でなくても、ボディートークをこれから学んでいく皆が、みんながそれぞれの役割を果たし、貢献していくことで、これからもジョンの遺志を継承していけるのではないかと思います。


ジョンがなぜ、ボディートークを52カ国以上の世界中に広めることができたのか、ということを考えた時に、私の推測ですが、サピエンシスでのモットーでもある『Helping you is Helping me. Nobody is left behind』という志しをもっていたような気がするのです。


なので、私はそれを信じてこれからも皆様のお役に立つ事で自分が救われると信じて、これからも、パラマキャンパスというジョンの叡智がつまっているものを紐解き、ジョンの代弁者(通訳)を務めて行きたいと思います。ありがとうございました。


それでは1分間の黙祷の時間に入りたいと思います。

マインドスケープでもなんでも良いので自分の心にジョンを招いて、ボディートークを通して辿った道を振り返って感謝の意を捧げて頂けると幸いです。



黙祷



みんなでこの場を共有する事で新たな一歩が皆踏み出せると思いました。

ありがとうございました。









ジョン先生が亡くなってから、ボディートークのFacebookやSNSで、ジョン先生への愛に溢れるコメントやメッセージが溢れています。



サピエンシスボティケアで、お付き合いさせていただいている、ルーシャ先生、ケリー先生、トレイシー先生も、ジョン先生が亡くなった後、みんな、どこかでイニシエートされ、新しいリーダーシップを取っていかれることを決意されているご様子なども伺えます。




今後、ボディートークがますます発展していくだろうな、という印象を受けました。


私たちひとりひとりも、それぞれの関わり方で、今後もボディートークを人生のお友達として付き合っていくことと思います。


「葛藤なくして、知恵は生まれない」


ソウルジャーニーの中でジョン先生が言っていた言葉です。







ジョン先生が自らの死をもって、みんなの心に傷あとや悲しみ、喪失感という葛藤を残し、

「さぁ、ここからは私がいなくなったことを葛藤に、知恵をつけていきなさい」と言われているように感じます。そして、いつものようにジョーク後の「はっはっはっはっはぁ〜」 という笑い声が聞こえてきそうです。




ジョン先生、ボディートークという素晴らしい知恵を授けてくれてありがとう!

ジョン先生の遺志を引き継ぎ、ボディートークという素晴らしい人生のツールを、ちゃんと継承し、大事に使っていきます。


どうぞ、安らかに。



*********

IBAのニュースレターの最後に、


静かな、親密な、プライベートなセレモニーが行われます。ご自宅やご家族へのお花の代わりに、国際ボディートーク財団へのご寄付・ご支援をいただければ、ご本人の笑顔が見られると思います。


とありました。




ジョン先生への献花の代わりに、国際ボディートーク財団 IBF(International BodyTalk Foundation)への寄付を募っています。


直接、IBFのサイトへの寄付の可能です。



海外のサイトへ送金するのは抵抗がある方は、サピエンシスボティケアへの寄付をお願いします。こちらで責任持って取りまとめ、IBFに寄付いたします。→こちら

(IBFの目的や活動については直接IBFのサイトでもご確認できます)


みなさまのお心添え、よろしくお願いいたします。







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