こんにちは。サピエンシスボディケア事務局 尾崎千恵です。
あっという間に桜の時期を終え、新緑の季節を迎えようとしています。春の季節、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて!
Dr.ケリーダンブロジオのミニセッションインテンシブ(無料講演会)のお知らせです。
今年の7月に開催されるDr.ケリーダンブロジオの『ボディートーク基礎講座』に先駆け、
ボディートークのミニセッションを見ながら、解説していただく会を開催します!
題して、
『ボディートークで何ができる?』 Are you ready to take a RED pill ?
おなじみのDr.ケリーは、ボディートークのシニアインストラクターでもありますが、その他にも理学療法、アスレチックトレーナー、オステオパス、鍼灸師としてのキャリアをお持ちです。
国にもよりますが、アメリカでは鍼灸の免許を取るには、一般の大学卒業後、鍼灸専門大学で3-4年間の訓練が必要です。オステオパシーはドクターにあたり、Doctor of Osteopathy(D.O.)と言い、全ての州で「医師免許」を認可されています。
アメリカで通用するヘルスケアの国家資格を所有しているケリー先生が、
なぜ、民間資格であるボディートークを25年も施術に取り入れているのか?
ケリー先生は、
『ボディートークは、後世に語り継がれるであろう施術である。なぜなら、すごく簡単なテクニックで、なおかつすごく有益な効果をもたらすことができるから』と言っています。
また、
『どんなに熟練している施術者でも、初学者でも、同じような変化をもたらすことができる、そのことがボディートークの美しさである』とも語っています。
ケリー先生は、ご自身がアメフトの選手で怪我をしてしまい、選手生命たたれてしまったことで、それを治療する側に回ろうと考え、ヘルスケアのキャリアをスタートされました。
理学療法士
↓
アスレチックトレーナー
↓
オステオパシー
↓
鍼灸
肉体にフォーカスする療法から勉強をスタートし、その知識をもって、たくさんの人を助けてきたけれど、それでも中には助けられない人もでてくるようになり、より知見を広げるために鍼灸の勉強をはじめたそうです。
その鍼灸の学校で、ボディートークの創始者であるDr.ジョン・ヴェルトハイムに出会いました。
Dr.ジョンは・ヴェルトハイムは、鍼灸学校で、「ボディートーク」を教えていたそうです。(日本の鍼灸学校でもボディートークを習えるられるようになるといいなぁ✨)
ですが。
その当時、ケリー先生は、鍼灸の勉強にフォーカスしたかったので、ジョンのボディートークの最初のクラスは受講しなかったそうです。
その後、鍼灸学校の1人の先生が、ジョン先生の初回のボディートークのクラスを受けて、その後に、ボディートークセッションのデモスレーションを見せてくれたそうです。
その内容が、「傷の修復」と言うセッションだったそうです。
ボディートークの傷の修復のテクニックはすごくシンプルです。
そして、ケリー先生は、体の構造を熟知したいのたで、ボディートークのセッションする前に、施術の前と後に評価をしていいか、と打診したそうです。
(ここでも、ケリー先生の評価を大事にされる姿勢が伺えますね!)
被験者の方の腰背部にあった、傷を評価したそうです。膜にガチっとテンションがあり、スムーズに皮膚が動かなかったそうです。
そして、評価後、ボディートークの傷の修復というテクニックで、患部をさすっかり、なにやら頭部と胸部にひらひらとタッピングをしているのを目の当たりにしたそうです。
ケリー先生含め、見ている鍼灸学校の生徒たちは、
『そんなのでよくなる訳ないじゃん〜!!!!!(失笑)』
と、みんな、呆れて、くすくすと苦笑していたそうです。
なぜなら、理学療法士でもあり、アスレチックとレーナーでもあったケリー先生は、筋膜をリリースするのには、それなりの時間かかるというのを知っていたで。
そして。
ボディートークのセッション後、再評価をしたら・・・・
なんと腰背部の硬さとテンションに明らかな変化があり、傷の患部はかなり柔らかくなっていたそうです!
わぁぉ!!!!
となり、すぐにDr.ジョンの2回目のボディートーククラスに申し込んだそうです。
とはいえ、ボディートークを信頼しきったわけではなく、クラス中も、まだ疑いの眼差しで、あまり良い生徒ではなかったそうですw
ボディートークの受講生の仲間の中に、肩が痛い人がいて、
「じゃぁ、ジョン、この人の肩はボディートークではどうやって治すのさっ?」
若かりし頃のケリー
「体に尋ねなさい。でも、おそらく相互部位かもね」
(ボディートークは、身体に訊ねるという言い方をします。
相互部位とって身体の前後左右上下のバランスを整えるテクニックがあります)
当時のDr.ジョン
というような会話をしたりして、ちょっと挑発ぎみだったりしたそうですw
そして、Dr.ジョンの言う通り、肩と腰の相互部位という施術を行ったら、肩の可動域がめちゃくちゃ上がって、ここでもかなり驚いたそうです。
驚きつつも、ケリー先生にとって、このことが、相当なフラストレーションだったそうです。なぜなら、ボディートークのそのテクニックが、ものすごくシンプルだったから 笑
そこで、『トップダウン作用』と言うものを知ったそうです。
今までの自分が、肉体と言う1番下にある小さなところにしかフォーカスしていなかったということに気づき、自分の観念を変えさせられることになってしまったそうです。
まさに、ここで、映画マトリックスでの有名な場面と一緒で、
「赤いピルと青いピルどちらを選ぶか?」という選択を迫らせ、ボディートークという赤いピルを飲んだ、のだそうです。
ただ、ボディートークに馴染むために2年間かかったそうです。
そして、そのために、評価を取り入れたそうです。
セッション前後に評価をして、いかにボディートークは効果的かということに自分も馴染んでいくようになったそうです。
以後、20,000人ぐらいの施術し、ボディートークというシステムを信頼し、体がどこが優先かっていうのを教えてくれということを理解し、体感していらっしゃいます。
人は、すぐに結果を求めがちになるけれども、人間の体そうとも限らない場合もあります。
なぜなら、体の中で、いろんなことが体の中で起こってるから。
それがその人の旅でもあるのです。
施術者としてのエゴを手放して、体と共にあると言うこと、それを観察するようすること、からだ、クライアントの治癒力に寄り添うこと、これがボディートークの真髄でもあります。
ケリー先生は、よく施術者に、「ボディトークはどういうものなのか、というのことを自分の中に定義しておく必要がある。1分2分ぐらいで語れるようにしておきなさい」と言っています。
ボディートークは何なのか?
ボディートークで何ができるのか?
すでに施術者の方は、ご自身なりの語り文句はできていますか?
もし、まだこれだ!というフレーズに出会えてない方は、ぜひ、このミニセッションインテンシヴにご参加ください。きっと何か気づきがあると思います。
ケリー先生は、「私はすごくボディートークに感謝している」と毎回おっしゃいます。
自分自身の肉体を変化させてくれたこと。
どうやって世界を見るかどうやってクライエントとの向き合い方を変えてくれたから。
エナジェティックバランシンクラスの礎にもなった。
すべては、ボディートークのおかげである、と。
病院から病院に行って、セラピストからセラピストに行っても良くならない人たち
手術がうまくいかなかった人たち
薬を取りすぎている人たち
どうにもならないと希望を失っている人たち
その人たちの助けになる可能性が、ボディートークにはあります。
自分自身の成長のためにも、ボディートークのセッションを見るということで気づきを得られるかもしれません。
この機会にぜひ、ご参加ください!
アーカイブでもご覧いただけます。
ボディートークミニセッションインテンシブ(無料講演会)
5/5(日) 20:00〜21:00 無料 @Zoom
ボディートーク基礎講座
7月12,13,14,15,19,20,21,22日
8:00-12:30
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